2007年06月25日

リアライゼーションシステム仮稼動

以前に書いたリアライゼーションシステムがやっと仮稼動しだしました。このシステムは、(A)スタッフ等(私も含めます)がつけたweb上の日別タイムシートに基づいたクライアントやプロジェクト別の投下時間に(b)各スタッフ毎の時間レートを乗じた(c)標準売価(=(A)x(B))をまず算出し、これを分母にして(D)実際の売上高を分子として%表示する管理システムです。このシステムのアウトプット画面のβ版が出来上がり、仮稼動し始めましたので、今年の1月から事務所全員でEXCELに記載し続けていたタイムシートのデータを取り敢えず入力しました。インプット画面のチェック及び修正だけでめちゃくちゃ大変だったのですが、これからこのアウトプット画面のユーザーインターフェース上の修正及びバグ取りを開始します。結構簡単に考えていたのですが、甘かったです・・笑 

by 山沢


posted by アーツ代表社員 at 21:38| 会計事務所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

ABC分析

ABC分析って聞いたことありますか? Activity based costingではありませんよ。webで調べると「 在庫管理や商品発注、販売管理などでABC管理(重点管理)を行う際に、要素項目の重要度や優先度を明らかにするための分析手法。パレート図をツールとして管理対象(在庫品目)を重要な順にA・B・Cの3つのランクに分ける方法である。」などと書いてありますが、単純に言うと重要順に並べるといったことです。
例えば、得意先を売上高の大きい順に並べていって、上位数社で全体の売上の何%を占めているかといったことを把握し、特定の数社がなくなった場合のリスクを把握するといった手法です。
このリスクが極めて高い場合は、(この場合は)得意先を散らすことを最優先経営課題とし、主たる取引先以外の売上増に集中的に投資(時間、人材等)することが必要です。
もし、該当される場合は是非1回分析をしてみてください。

by 山沢

posted by アーツ代表社員 at 20:14| 会計事務所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

親族で経営している会社

先週末から、ある株主オーナー親族により運営されているグループ会社数社の資本及び取引(役員報酬等)整理案を練っています。
親族といえども、各人自分の思惑があり調整が非常に困難な状況のため、親族が全員他人で、全て第三者間取引価格(=お手盛りなし)として株式譲受人の決定、その株式取引価格及び役員報酬額、役員との取引額を認識して頂き、その後、親族ならではの利益供与を両者合意の下調整して頂くといった2段回での決定プロセスをとって頂くことにしました。この際、私がその親族の方の一人からお願いされて客観的な案を作成したため、その他の親族の方からは第三者が作成した客観的な意見とは思われない可能性があります。よって、親族全員から客観的意見として信頼され、かつ、私のドラフトを理解できる能力(単に決算書が読め/社会的な常識があり/企業評価理論を説明すれば理解して頂ける方)を有する方を選出して頂き、その方としての客観的な案として私の作成したドラフトを修正して頂き、親族の方々へその方の客観的意見として提示していってもらおうと思っております。ちなみに私の作成した案は、グループ会社の後継者及び株式取得者は、現オーナーである両親から、親族がオークションで最高値をつけた方が実際にその価格で買い取り(実際は後継者である親族が行う一種のMBOです。)、役員報酬も含め会社と親族との全取引を第三者価格へと変更するといったものです。
未だドラフト段階でどなるか全く分からないのではありますが、提案を説明した親族の方からは、非常に頭がすっきりしたと喜んでいただきました。複雑に様々な要素によりどうするか分からない時は、原点に返って、今回のような場合全て第三者だったらどうなるか? といったアプローチを行うと良いと思います。シンプルに正しいことを考えるといったことですね。

by 山沢
posted by アーツ代表社員 at 16:54| 会計事務所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月28日

財務戦略を持ちましょう。

先日、ある友人から自分が社長をしている会社について相談があると言われて行って来ました。内容は経理がきちんとしてなく、責任者が経理知識なく、かつ、処理をしている女性がオーバーフローしてしまっているので何とかならないか・・といった内容でした。実際に行ってみてびっくりでした。経理処理がなんとか・・といったレベルでなく、以下のような状況です・・。
・前年度が極めて多額の赤字であるにもかかわらず、株主へ多額の役員報酬を払っており、この原資がないためこれら株主から借入をしている。これでは、実質的には株主は何らキャッシュをもらえてないにもかかわらず、所得税だけかかり、かつ、会社の純資産を債務超過に追い込んでいるため取引先/銀行からの与信は低く、取引条件の悪化や新規融資が取り付けなくなっている。
・グループ会社に黒字法人があるのだが、そこからの役員報酬は小額である。
・グループの黒字法人の事務作業等を赤字会社が行っており、損益的に赤字の会社が黒字の会社の面倒をみている。
・月次決算のデータが、業者からの請求書明細と突合/修正のため、翌々月中旬でないとまとまらない。
・現金残高を合わせたことがなく、支払いについての決裁が実質的に行われておらず、バケツの底が開いているような状況である。

これらのことの改善は当然のこととして、この他株式価値が低下している今だからといったことでの世代間での株式移動や、グループ会社間での債権債務を免除しての損失移動(もちろん、寄付金リスクはありますが、対処方法も検討済です)といったことも手を打つことにしました。

これらの結果、債務免除で数千万円の純資産金額の回復+月3百万円程度の利益の増加で、財政状態は相当程度良くなってゆくと思います。

経理は単なる帳簿を処理するだけと思い込んでいたようで、非常に感心してもらえましたが、ちゃんとした財務戦略を持たないことで非常に多額の税金の支出してしまうといったことのみならず、体力のないガタガタの会社になってしまうというも是非みなさんにも知って頂きたいと思いました。

by 山沢
posted by アーツ代表社員 at 20:18| 会計事務所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月23日

部門別損益

以前、このブログで部門別損益の重要性を書きましたが、本日ある会社でこの重要性を再認識させて頂くことがありました。ある顧問先においては、関与直後に会計ソフトのセッティングを打ち合わせ、勘定科目体系及び補助科目の設定(ポイントは経営者が必要な情報+法定必要データは何かといった点で決めてゆきます)の他、この会社においてはざっと3階層で末端においては250部門程度の設定を行いました。今回、決算で部門別の損益でおかしいところをつめていったところ、営業担当と顧客の間で請求の先送りや 外注先への支払金額がおかしいもの(現在調査中ですが・・)等が多々みつかり、現時点で驚く程の損益の修正が発見されました。
ここで言いたいのは、部門をこれだけ細かく設定しているから、こうしたことが会計データから判明するのであって、5部門程度では異常点の検出ができなかったであろうといったことです。
財務分析においては財務安全上の長期固定適合比率や流動比率、資本の効率的運用を図るための、資本利益率及びそれを因数分解(例:資本回転率×(原価率+経費率)等も当然重要ですし、財務リスク(資金の長期短期別の調達と運用先(流動性有と無)とのバランス)や大枠での問題点(例:資産の効率的な運用が出来ているか、同業他社に比べ対売上運送費率が高い)を把握できます。こうした分析も当然重要ですが、何が損して何が利益を上げているかといった決定的な情報を上げてくれる部門別損益はより重要なものとなります。この場合、部門は細かくすればするほど有用なデータが抽出できます。
と、いうことで、部門別損益は手間はかかりますが、是非チャレンジしてみてください。

by 山沢
posted by アーツ代表社員 at 20:51| 会計事務所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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